2014年02月16日

メンデルスゾーン/マーク&都響の劇音楽「真夏の夜の夢」/マズア&ゲヴァントハウスの交響曲第4番「イタリア」


この記事をお読みになる前に、人気ブログランキングへワンクリックお願いします。



メンデルスゾーンの2大名曲をメンデルスゾーンを得意とした2人の名匠の録音でカップリングした好企画CD。

先ずは、エレガントで温かい演奏で聴衆を魅了した名匠マークが、結びつきの強かった都響と残した、メンデルスゾーンの劇音楽「真夏の夜の夢」。

同曲については、クレンペラー&フィルハーモニア管、プレヴィン&ウィーン・フィルと、このマーク&都響がベスト3であると考えているが、クレンペラーは深沈とした巨匠風の至芸、プレヴィンはウィーン・フィルの美しさを前面に打ち出した演奏であるのに対して、本盤は、指揮者の解釈とオーケストラの演奏のバランスが最もとれた安定感のある自然体の演奏が持ち味ではないかと思う。

マークは決して個性溢れる指揮者とは思わないが、ツボにはまった時は、安定感のある美しい名演を成し遂げる。

その数少ない作曲家の一人が本盤のメンデルスゾーンだと思う。

序曲の冒頭から、今まで聴いたことのないチャーミングでドリーミングなイントネーションに魅了される。

終曲における最後の部分のオーケストラによる清澄を極めたような抜けるような美しさはいったい何に例えればよいのだろう。

これは同曲の録音史上もっとも美しい演奏のひとつではないかと思う。

都響もベストの演奏をここでは展開しており、マークとの相性の良さがこの演奏にはっきりと表れている。

マズアの「イタリア」は、LP時代から有名な名盤で、教会の豊かな残響の中で、しっとりとしたゲヴァントハウス管の響きがみずみずしく響く。

マズアらしく特に作為的なことは何もしていないのだが、意外な程の好演で、予想以上に軽快で楽しい響きと歌の自然さに酔わされる。

ところで、クラシック音楽情報ならこちらがオススメです。
人気ブログランキング



フルトヴェングラーのCDなら、 フルトヴェングラー鑑賞室



classicalmusic at 23:08コメント(0)トラックバック(0)メンデルスゾーン  

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
メルマガ登録・解除
 

Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

Categories
Archives
Recent Comments
記事検索
  • ライブドアブログ