2014年03月11日

カラヤン&ベルリン・フィルのドリーブ: バレエ組曲「コッペリア」、ショパン: 「レ・シルフィード」、ポンキエルリ:時の踊り


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「コッペリア」「レ・シルフィード」ともにカラヤン唯一の録音で、実際のコンサートでも大晦日のジルベスター・コンツェルトのような特別なポピュラー・コンサートならまだしも、通常のレギュラー・コンサートではまず演奏されることのない珍しいレパートリー。

とはいえ、カラヤンにこの種の曲を指揮させたら、彼の右に出る者はいない。

カラヤンにバレエ音楽を振らせると、心憎いほど聴かせどころのつぼを心得た演奏をする。

この3曲にしてもコンサート・スタイルの演奏ながら、それぞれの音楽の表情の美しさを見事に描き上げている。

「コッペリア」は、収録曲が少ないのが惜しまれるが、ひとつひとつの情景を彷彿とさせる巧妙な演出が抜群で、カラヤンそしてベルリン・フィルの巧さに魅了される演奏だ。

ここには、限りない夢と七色の虹にも似た光があり、しかも黄金の歌がある。

1曲1曲がこんなにも丁寧に、そして輝かしく演奏される録音は今後もなかなか現れまい。

「レ・シルフィード」では甘美な旋律を情緒たっぷりと歌わせ、ロマンティックなムードを作り上げている。

カラヤンは、この種のポピュラー小品の録音に異常なほどに力を入れていた。

それらは、今日に至るまで長く人気を保ち、シーリアス・ミュージック(クラシック音楽)への入門として多くの新しい愛好者を獲得するのに大きな役割を果たした。

また、その決して手抜きをしない真剣勝負の演奏は玄人肌の聴き手にもこれらの作品の質の高さと魅力を改めて啓示してくれた。

そして、これらの洒落た味わいに満ちた小品集の録音は、このディスクに収められた3曲を含め多くが音質のリフレッシュによってLP時代に果たした役割を再び担うことになっている。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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