2014年04月18日

フルトヴェングラー&バイロイト祝祭管のベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」(SACD)


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フルトヴェングラーの「第9」のバイロイト・ライヴ盤は、人類の持つ至宝とも言うべき永遠の歴史的名盤とされている。

それ故に、初期盤以来、何度もリマスタリングを繰り返してきた。

しかしながら、ブライトクランク盤も含め、いずれのCDも音質の改善効果はイマイチであったと言わざるを得ない。

それ故に、筆者は、フルトヴェングラーによる「第9」の最後の録音であるフィルハーモニア盤(1954年盤)が、ターラよりSACDで発売されたこともあり、そちらの方をベスト盤として、これまで愛聴してきた。

ところが、今般のSACD盤は、ターラ盤に匹敵する高音質であり、ついに長年の渇きが癒されることになった。

それにしても、この歴史的名演を、これほどの高音質で聴ける日が来ようとは、夢にも思わなかった。

しかも、あのEMIがSACDを発売しようとは!

弦楽器の艶やかな、そして金管楽器のブリリアントな響きは、これまでのCDとは次元の異なる鮮明な高音質であるし、我々聴き手の肺腑を衝くようなティンパニの雷鳴のような轟きは、凄まじいまでの圧巻の迫力と言える。

独唱や合唱も、これ以上は求め得ないような鮮明さであり、オーケストラと見事に分離して聴こえるのには大変驚いた。

ホルンの音色がやや古いのは残念ではあるが、これは、録音年代の古さを考慮すれば、致し方がないと言える。

特に、筆者が感心したのは、有名なエンディング。

従来盤だと、フルトヴェングラーの夢中になって突き進むハイテンポにオーケストラがついていけず、それ故に音が団子状態になって聴こえていたが、本盤を聴くと、オーケストラはフルトヴェングラーの指揮に必死についていっており、アンサンブルもさほどは乱れていないことがよくわかった。

これは、世紀の大発見であり、「第9」の肝の箇所だけに、今般のSACD化による最大の功績とも言えるのではないだろうか。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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