2014年04月02日

カラヤン&ウィーン・フィルのチャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番 「悲愴」 [DVD]


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カラヤンが最も得意とし、その演奏・録音に最もこだわりを持っていたとされる、チャイコフスキーの後期3大交響曲の、それぞれ最後の映像・録音(「悲愴」は実に7回目)である。

カラヤンの美学が徹底している作品であり、金管楽器が咆哮するときに立ち上る熱気やカラヤンの表情と手の動き、演奏者を写す時のカメラアングルなど素晴らしい演出だ。

しかしアンチ・カラヤンの人にとっては、それがあざとく見える可能性もあるかもしれない。

筆者はカラヤンのチャイコフスキーの演奏にかなり以前から傾倒しており、1971年の華麗かつ豪華絢爛なEMI盤と、1975〜76年のパワフルで重厚なDG盤(どちらもオケはベルリン・フィル)とを聴き比べながら、いつも感動している(どちらも最高に凄い演奏!)。

しかし、このカラヤン最後のウィーン・フィルを指揮した演奏は、その凄さの桁が違っていて、指揮者もオーケストラも実に気迫のこもった迫力満点の演奏である。

この演奏には、行き着く所まで行き着いた「深さ」があり、個人的には疲れ果てたような表情を見せる第5番が好きだが、特に第6番「悲愴」はこれ以上のものは考えられない程の出来映えと言える。

カラヤンは「悲愴」を大変に得意としていた(1988年のベルリン・フィルとの最期の来日公演でも当曲を演奏した)が、これは最晩年の、しかもウィーン・フィルとの演奏ということで、音楽の自然さ、音色の美しさで、群を抜いている。

あまりの感動に(表現する言葉が見当たらない)筆者にとっては涙なしでは聴けないDVDとなった。

また、第4番から第6番「悲愴」までの3曲が1枚に収まっており、コストパフォーマンスの面でも大満足のDVDである(このシリーズの中でも図抜けてお得)。

チャイコフスキーとカラヤン好きの人には是非とも聴いて(見て)いただきたい作品である。

このDVDは筆者にとって一生の宝物である。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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