2014年05月08日

オイストラフ&コンヴィチュニーのベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲


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1960年10月14日 ベルリン芸術週間におけるモノラル・ライヴ録音。

旧ソ連の名ヴァイオリニスト、ダヴィッド・オイストラフが、旧東ドイツで演奏したライヴ。

EMIスタジオ盤はクレンペラーがキャンセルして、代役クリュイタンスとの思いがけぬ録音となってしまったことで有名。

オイストラフの同曲正規盤は意外と少なく、ガウク、エールリンク、クリュイタンスだけ。

当盤は、ドイツ音楽の第一人者フランツ・コンヴィチュニーとの共演だけに文句なしの素晴らしい正統派の名演である。

豊麗で伸び伸びとしたオイストラフのヴァイオリンと音楽性豊かなコンヴィチュニーの指揮がベスト・マッチした懐の深い雄大な演奏。

コンセプトはクリュイタンス盤と近似しているが、コンヴィチュニー率いる古豪オケの磐石なサポートも得て、本盤(ライヴ)でのオイストラフは全篇音色とバランスが絶品で、圧倒的な熱い気迫とエネルギーを放出し、至上の愛と歓喜をしみじみと心を込めて歌い上げている。

オイストラフのコンディションは絶好調で、コンヴィチュニーは悠然としたスケール感豊かな演奏で、骨太のソロをしっかりと支えている。

共演のフランツ・コンヴィチュニーはベートーヴェンの権威として深い尊敬を集めていた。

人間的にも親しかった巨匠2人の充実しきったコラヴォレーション、深々たる叙情、思索的な趣に感動する。

個人的にも親交が深かった名コンビによるドイツ的名演奏の典型である。

ソロ、オケ共ミスはあるが、シュターツカペレ・ベルリンの重厚で古色蒼然な演奏も相俟って価値が高い。

モノラルながら骨太な音質も良好。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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