2014年05月29日

フルトヴェングラー&ベルリン・フィルのシューベルト:交響曲第8番「未完成」/ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(1954年ライヴ)


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1954年4月28日から5月21日にわたる長い演奏旅行中、パリ・オペラ座におけるコンサートをライヴ録音したもの。

同じ年と数年前にセッション録音で「運命」と「未完成」をウィーン・フィルと収録したものが有名だ。

その演奏は緻密で完成度が高いのであるが、なんとなく分別臭くて面白くないなと思う面も確かにあった。

この演奏は同じ様式の佇まいを備えながら、熱気、緊張感、即興性を兼ね備えて、なかなか素晴らしい演奏である。

また、ウィーン・フィルとベルリン・フィルの異なる特徴を反映して、ちょっとごつごつした感じの剛毅な演奏。

ライブならではのたまにアンサンブルの乱れもあるが、音楽の流れは損なっていない。

またまた、フルトヴェングラーの名演に出会えたことに感謝である。

音質はすこぶる新鮮で、モノラル録音であることを除けば、十分現役盤として通用する。

パリ・オペラ座の特徴であろうか、残響が少なく、デッドに聴こえ、防音室で聴いているような傾向が少々あるが、その分、各楽器の音が新鮮で、音色がある。

ほとんど音はいじっていないのではないのだろうか。

また、独立性がすこぶる良くて、各パートが何をやっているかが手に取るようにわかる。

更には、曲間が未編集なので、まさに客席にいるかのような臨場感を味わえる。

素晴らしい復刻を、デルタの技術者の方々に心から感謝するものである。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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