2022年10月27日
🎥ベルリン市750周年記念コンサート🎞️モーツァルト:ディヴェルティメント第17番📽️R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 🎦
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1987年5月1日、ベルリン、フィルハーモニーザールにて行われたコンサートの模様を収録した映像作品。
私事で恐縮であるが、R.シュトラウスのこの演奏は、最初、小学校の教員だった母がたまたま学校に来てたセールスマンから買ったVHSで視聴した。
その時は、筆者もクラシック音楽ばかりが好きではなく、ビートルズなどのロック好きの時代だったわけだが、カラヤン&ベルリン・フィルはたたみかけるような素晴らしい演奏で、完全にこの凄まじい演奏に聴きほれてしまった。
筆者もこの後色々と同じ曲を聴いたのだが(もちろん同じ演奏家の演奏も含め)、未だにこのライヴ演奏がベストである。
1942年にシュトラウス本人がカラヤンの暗譜の指揮でやってるのを見てあいつはなかなかやるぞ!と言ったそうだ。
その意味がこの晩年の1987年盤で証明されている。
難解で複雑でありながら、旋律を浮き彫りし、なおかつ響きのハーモニーの徹底が凄まじい他の比較にならない決定的名DVD。
それはテンポが速くなればなるほど、正確で0.1秒の誤差もない強烈なライヴである。
感嘆したとか驚嘆したとか一般の形容詞では表現しきれない宇宙的スケールの演奏である。
モーツァルトのディヴェルティメント第17番におけるカラヤンは、ディヴェルティメントを単なる社交音楽という以上に弦楽器群の豊麗な響きと魅力をシンフォニックに発揮させ、彼ならではの演奏を艶やかに聴かせている。
特に第2楽章は各変奏を入念に仕上げていて立派だが、主題の後半の繰り返しだけを省略しているのには疑問が残る。
第4、5楽章も旋律を実に流麗に歌わせている。
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