2014年11月12日

ヒラリー・ハーンのバッハ:ヴァイオリン協奏曲集[SACD]


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驚天動地の極上の超高音質CDの登場だ。

ユニバーサルによる数々のSACD&SHM−CD化のの中で、最も音質がいいのは本盤ではないかと考える。

本演奏については、既にマルチチャンネル付きのSACDが発売されているが、あまり問題にならない。

むしろ、マルチチャンネルが付いていないのに、本盤が、これほどまでの臨場感を感じさせることに殆ど驚異を覚える。

レーベル面をグリーンにコーティングしたり、SHM−CD化を図っただけで、これほどまでに音質が激変するというのは、正直信じられない思いがする。

バッハのヴァイオリン協奏曲は、後年のモーツァルトやベートーヴェン以降の作曲家の手によるヴァイオリン協奏曲とは異なり、ヴァイオリンの技巧を披露する箇所は少なく、むしろ、独奏楽器とオーケストラ(と言っても、室内楽的な編成であるが)の調和を旨とした楽曲である。

それだけに、本盤のような高音質SACDは、相当のアドバンテージがあると言える。

というのも、高音質SACD化によって、ヴァイオリン等の独奏楽器とオーケストラの分離が鮮明に表現できるからであり、特に、本盤の場合は、それが目覚ましい効果をあげているのである。

このような調和型のヴァイオリン協奏曲でありながら、ヒラリー・ハーンのヴァイオリンの弓使いさえ聴こえてくるのは驚異的で、まるで彼女が目の前で弾いてくれているような凄い臨場感がある。

演奏は、ヒラリー・ハーンならではの繊細にして、気迫溢れる名演で、バッハ演奏に新たな魅力を付け加えてくれた。

バッハは彼女にとってもっとも共感を持つ作曲家のひとりで、ソニーでのデビュー・アルバムもバッハのソロ作品を集めたものであった。

彼女自身「バッハは私にとって特別なもので、ちゃんとした演奏を続けていくための試金石のような存在です」と語っており、ドイツ・グラモフォン・レーベルでのデビュー盤となったこのアルバムでもバッハを取り上げることとなった。

2台のヴァイオリンのための協奏曲で共演しているヴァイオリニスト、マーガレット・バトヤーはロサンジェルス室内管弦楽団のコンサート・ミストレスで、ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲で共演しているアラン・フォーゲルはロサンジェルス室内管弦楽団の首席オーボエ奏者である。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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