2014年11月24日

ヒコックスのオルフ:カルミナ・ブラーナ[SACD]


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ヒコックスによる圧倒的な名演である。

ヒコックス2回目の録音で、ロンドン交響楽団としては久々の再録音(正規盤として)となった意欲作である。

全体を通してかなりオーソドックスな仕上がりで、安定感が高く、カルミナ・ブラーナの世界に温かく包み込んでくれる。

ヒコックスの老練な指揮に率いられて、ロンドン交響楽団も同合唱団も、そして各独唱者も最高のパフォーマンスを示している。

英語圏のソリストを揃えたが、やはり現在を代表する歌手だけあってなかなかの好演を聴かせてくれる。

それに、このコーラスはよく歌う。

ともすれば器楽的に扱われる演奏が多い中で、こんなにのびのびと声の出たカルミナ・ブラーナはむしろ珍しい。

指揮者がコーラス畑の出というのがプラスになっているのだろう、とても人間味のある歌が聴こえる快演だ。

ライヴ録音だけに、指揮者、オーケストラ、合唱団や独唱者、そしてコンサートホールの客の熱気も、冒頭から終結部に至るまで尋常ではない盛り上がりを見せており、CDを聴いている筆者までもが、心が高揚していくのを感じた。

コンサートホールでの生演奏ではよくあることだが、CDを聴いて今回のように心が高揚することはあまり経験はなく、それだけこの演奏が圧倒的な名演であるということなのだと思う。

SACDマルチチャンネルの効果も実に素晴らしく、音質の鮮明さ、音場の幅広さ、そして音圧のいずれをとっても超一級品の仕上がりである。

いずれにしても、ヒコックスによる素晴らしい名演を、現在望みうる最高の高音質SACDで味わうことができるのを大いに喜びたい。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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