2017年04月25日

バーンスタイン若き日のレア音源4枚


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バーンスタインは録音に関しては常に肯定的な考えを持っていて、生涯を通して精力的にレコーディングを行った。

CBS音源からはソニーがCD80枚のコレクション盤と自作自演集25枚をリリースしているし、ドイツ・グラモフォンからは全2巻計124枚の全集が刊行されていて、その他ニューヨーク・フィルハーモニック自主制作盤やEMI音源など、どれから聴くべきなのか入門者には迷うくらいの選択肢が提供されている。

ここに紹介する英リアル・ゴーン・ミュージックからの4枚組は、バーンスタインのデビュー間もない1946年からニューヨーク・フィル就任直後の1959年迄の初期の音源をリマスタリングしてリイシューしたもの。

ステレオ録音はCD2の2曲のガーシュウィンだけだが音質向上という面では、特に1940年代の音源が予想以上に骨太で精彩のあるサウンドで再現されていて、かなりの成果を上げている。

大部のセット物の購入を躊躇している方にも鬼才バーンスタイン若き日の演奏のサンプラー盤としてお薦めしたい。

いずれの演奏も初CD化ではないが、自作自演も含めて単品で揃えることが困難なレア音源が集められていて、例えば彼の交響曲第2番に関しては1965年の改訂版ではなく1949年の第1稿の方が収録されている。

また『セレナード』でも彼が後に再録音したフランチェスカッティのヴァイオリンではなく、初演を飾ったスターンのソロで聴くことができる。

そこにはストラヴィンスキーやガーシュウィンなどにも共通する、この頃のバーンスタインの音楽に対する鋭利な切り込みと意気揚々としたバイタリティーに溢れる解釈が古い録音から新鮮に甦ってくる。

またドヴォルザークやチャイコフスキーでは彼の滾るような情熱とロマンティシズムが弥が上にも伝わってくる。

リアル・ゴーン・ミュージックはクラシック専門のレーベルではなく、カタログを見るとジャズやポップスの歴史的録音をリマスタリングしてCD化しているようだが、ここではバーンスタイン自身も含めた7人の作曲家の作品10曲が選曲されて異色のアルバムに仕上がっている。

4枚のCDが4面折りたたみ式のデジパックに収納されていて、独立したライナー・ノーツは付いていないが、見開きにバーンスタインの簡易なキャリアと裏面に収録曲が掲載されたラフな体裁。

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classicalmusic at 00:18コメント(0)トラックバック(0)バーンスタイン  

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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