2019年10月15日

笛の楽しみ、テレマンのフルート四重奏曲集、ムジカ・アンティークァ・ケルンの最後の1枚


この記事をお読みになる前に、人気ブログランキングへワンクリックお願いします。



2007年頃に解散したピリオド楽器を使った合奏団ムジカ・アンティークァ・ケルンの最後の1枚になったディスクで、2004年にケルンで録音されている。

またこの企画のもうひとつのセールス・ポイントは、現在では自ら率いるバロック・アンサンブルと演奏したディスクをリリースしているスイスのリコーダー奏者、モーリス・シュテーガーをゲストに迎えていることで、テレマンのスペシャリストでもある両者の協演がこの曲集を一層楽しく、快活なものにしている。

8曲の四重奏曲が選ばれているが、ここでは客演のシュテーガーが加わる3曲がとりわけ華やいだ雰囲気を持っている。

彼は独特の節回しと自由な装飾音をちりばめて奏するアドリブ精神豊かな演奏家だが、それはリコーダーという楽器の庶民的な性質を活かして、高度な音楽作品にも最大限応用しているからだろう。

指揮とバロック・ヴァイオリン及びヴィオラを兼ねたゲーベルは、生き生きとした喜びの表現の中にテレマンの巧みな作曲技法を明快に伝えている。

この曲集の中ではトラヴェルソとヴァイオリン及びチェロと通奏低音のためのニ短調がテレマンの曲として扱われているが、この曲はヘンデル作としても伝えられている。

実際アクサン・レーベルからリリースされているパルナッスス・アンサンブル、クイケン盤ではヘンデルの『4声のコンチェルトニ短調』と表記されているが、曲想からしてテレマンの真作という古楽学者の見解のようだ。

トラヴェルソはフェレナ・フィッシャーが受け持っている。

残念ながらそれぞれの演奏家の使用楽器については明記されていない。

尚ピッチについてはa'=415のスタンダード・バロック・ピッチを採用している。

録音状態は極めて良好で、鮮明な音質、楽器間のバランスや分離状態も申し分ない。

ところで、クラシック音楽情報ならこちらがオススメです。
人気ブログランキング



フルトヴェングラーのCDなら、 フルトヴェングラー鑑賞室



classicalmusic at 12:09コメント(0)テレマン  

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
メルマガ登録・解除
 

Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

Categories
Archives
Recent Comments
記事検索
  • ライブドアブログ