2019年06月29日

ヴァイオリンの名手オン・パレード、1983年フーベルマン・フェスティヴァルDVD


この記事をお読みになる前に、人気ブログランキングへワンクリックお願いします。



1983年にイスラエルのテルアビブで開催されたフーベルマン・フェスティヴァルの録画が2枚のDVDに収録されている。

絹のような弦で名を知られている現在のイスラエル・フィルハーモニーの母体になるパレスチナ管弦楽団の生みの親であるブロニスワフ・フーベルマンを記念したコンサート。

参加した顔ぶれは音楽監督のズービン・メータを筆頭にアイザック・スターン、ヘンリク・シェリング、イヴリー・ギトリス、イダ・ヘンデル、イツァーク・パールマン、ピンカス・ズッカーマン、シュロモ・ミンツ等。

まさにユダヤ系名ヴァイオリニスト全員集合といった感じだが、それだけに演奏水準も非常に高く充実した演奏会になっている。

ヴァイオリン好きにはこたえられない映像がたっぷり224分も収録された盛りだくさんな内容は圧倒的だ。

堂々たる風格のシェリングのチャイコフスキーは、円熟期の彼の芸風を堪能できる。

また爽やかな美音が冴えるミンツのメンデルスゾーン、師弟の協演になるスターンとミンツのバッハの2つのヴァイオリンの為の協奏曲等、興味の尽きないプログラムが続く。

ヴィヴァルディの4つのヴァイオリンの為の協奏曲ニ短調ではソロの一番手にスターン、二番手ギトリス、三番ヘンデル、そして四番がミンツという豪華ソリスト陣も聴き逃せない。

パールマンとズッカーマンが協演するモーツァルトの協奏交響曲はヴァイオリンとヴィオラが実に息の合ったデュエットを聴かせる。

そこでは内省的で殆ど無表情のズッカーマンと享楽的で表情豊かなパールマンが視覚的に好対照を成している。

指揮者メータは後の3大テノールの時と同様、裏方に回り、引き立て役に徹しているかのようだ。

映像が古いので、画像の鮮度はやや落ちるが、それを凌駕する演奏のクオリティーである。

音質が部分的に多少均一でない箇所もあるが、この手のライヴとしては許容範囲だろう。

尚リージョンコードはフリーの筈だが購入前の確認をお勧めする。

ところで、クラシック音楽情報ならこちらがオススメです。
人気ブログランキング



フルトヴェングラーのCDなら、 フルトヴェングラー鑑賞室



classicalmusic at 00:08コメント(0)パールマン | スターン 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
メルマガ登録・解除
 

Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

Categories
Archives
Recent Comments
記事検索
  • ライブドアブログ