2020年10月25日

ブルーレイ・オーディオのためのデモ、チューニング・ディスク


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音響に独自のポリシーを掲げてオリジナル録音によるさまざまなメディアをリリースしている独タチェット・レーベルからの1枚。

このディスクはブルーレイ・オーディオのためのサラウンド・システムのチューニング・ディスクとしては殆んど唯一で、そのサウンドの特長を自分のシステムに最大限活かすべく調整できるように工夫されている。

3部分に分かれていて、先ず第1部では音楽ではない音響や効果音を聴く、興味深い『スナック』がおかれている。

ピアノの音像がスピーカーの間を目まぐるしく動くトラック1。トラック2はダイナマイトの炸裂音、続いてトラック3はヘリコプターの飛来、更にトラック4にサッカー・スタジアムの観衆の声援が収録されている。

この部分は丁度サッカー選手が競技場での試合中に聞こえる観客席からの波打つようなどよめきやゴールを決めた時の怒号が臨場感を高めていて秀逸。

第2部はクラシックの名曲を使ったサラウンド効果のデモンストレーションで、ここにタチェットの音響に対する独特のポリシーが表れていて面白い。

鑑賞者をオーケストラがぐるりと取り囲んだ形での演奏になり、実際のコンサートでは有り得ない聞こえ方だ。

それを不自然と言ってしまえばそれまでだが、オーディオは元来虚構の音響世界であり、個人的にはこうした再生方法を認めるのであれば、それだけ鑑賞の楽しみも倍増するだろうと思う。

例えばサンプルの1曲バッハの『マタイ受難曲』ではオルガンが正面に位置してその左右に管弦楽、鑑賞者の耳の左に第1コーラス、右に第2コーラスという配置になっている。

第3部はテスト・セクションで、オーディオ機器のバランス調整に役立てることができる。

ここに収録されている多くのサンプル曲をそれぞれの方向からモノラルで流して、リスニング・ルームの形や大きさ、あるいは材質などによってスピーカーの位置や音量ボリュームを矯正することができるように工夫されている。

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classicalmusic at 12:52コメント(0)筆者のこと  

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Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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