2019年12月04日

グラナーダ、常に全力投球の姿勢を崩さないカレーラスの情熱が再燃するラヴ・ソング集


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デッカのモスト・ワンテッド・シリーズの1枚として復活したホセ・カレーラスのラヴ・ソング集。

LP2枚分計23曲が収録されていて後半のボーナス・トラックの部分は総てイタリアのカンツォーネを集めたものになる。

トラック10までがロベルト・ベンツィ指揮で、1978年、その他はエドアルド・ミュラー指揮による80年のセッション。

どちらもイングリッシュ・チャンバー・オーケストラのサポートを得てロンドンのワトフォード・タウン・ホールで録音されている。

いずれもカレーラス30代前半の録音で、若きカレーラスの真骨頂の美声を堪能できる。

前回のオペラ・アリア集と同様この音源でもカレーラス全盛期特有の惜しげもなく出されるリリコ・スピントの美声と、常に全力投球の姿勢を崩さない歌唱を聴くことができる。

また大らかで明るいところもさることながら、至る所に彼の繊細な表現力が光っている。

小細工を避けた真っ正直で情熱的な歌い方が彼本来の持ち味でもあり、それがまたテノールの魅力を理屈抜きで満喫させてくれるアルバムだ。

この曲集では第1曲目『グラナーダ』のスペイン語を始めとして英語、ドイツ語、イタリア語のバラエティーに富んだ作品を原語で披露している。

バルセロナ出身のカレーラスの母国語はカタルーニャ語で、イタリア語に近いこともあってカンツォーネの発音の良さは特筆される。

前半がアナログ、後半がデジタル録音になり、このシリーズの中では他のCDに比べて録音が比較的新しいために音質も極めて良好だ。

ライナー・ノーツはなく演奏者、収録曲目及び録音データのみが記載されたパンフレットが付いている。

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classicalmusic at 07:33コメント(0) 

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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