2020年07月22日

ステレオ音源?プロコフィエフの第1番、オイストラフの王道的ロシア系協奏曲集


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英レジス・レコードからリリースされた3組のダヴィッド・オイストラフ演奏集のひとつである。

こちらはロシア系作曲家の協奏曲7曲を集めたもので、現代のスラヴ系ヴァイオリニストでもこれだけ充実したレパートリーを持っていればそれだけで驚異的と言わなければならない。

その王道的解釈と非の打ちどころのないほど完璧なテクニックで再現される協奏曲集は歴史的にも演奏史を飾る貴重な1ページだろう。

選曲についてだが、プロコフィエフの協奏曲は2曲とも収録されているが、ショスタコーヴィチに関しては第1番イ短調のみが入っている。

ちなみに第2番はコンドラシン、モスクワ・フィルとの共演がステレオ音源でメロディアに残されていて、コンドラシンのショスタコーヴィチ交響曲全集の余白にカップリングされていた。

現時点で既に製造中止なので、レジスとは同系列のアルト・レ−ベルからの2曲まとめた1枚の廉価盤が唯一の選択肢だ。

プロコフィエフの第1番を聴き始めて、音場の広いステレオ録音に耳を疑った。

良く聴いているとオ−ケストラの全楽器が分離されることなく中央から聞こえてくるので、疑似ステレオであることが分かった。

このマタチッチ、ロンドン交響楽団のサポートによるEMI音源は現行のディスクでは総て純粋なモノラル録音としてリリースされている。

EMIでは1950年代初期のモノラル音源を電気的に音場を拡げた疑似ステレオで販売していた時期があったので、このプロコフィエフはその名残の1枚と思われる。

仕上がりは良好で音質も悪くないので、この曲に関して疑似ステレオ化に肯定的な印象を持った。

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classicalmusic at 12:52コメント(0)オイストラフ | プロコフィエフ 

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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