2020年12月05日

何故かDVD4枚が抜け落ちたカール・リヒターのコンプリート・エディション


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CD97枚+ブルーレイ・オーディオ3枚で構成されたカール・リヒターのアルヒーフ及びグラモフォンへのコンプリート・レコーディング集は、入手困難になっていた音源や初CD化のディスク2枚も組み込まれている。

確かにコレクション仕様の記念碑的企画には違いないが、前回アルヒーフから出たバッハ宗教音楽集に入っていたマタイ、ヨハネ両受難曲とロ短調ミサを収録した4枚のDVDが含まれていない。

リヒターをはじめ声楽、器楽のソリスト陣がアップで撮影された貴重な映像を鑑賞できるDVDが何故割愛されてのか理解できない。

そのアルヒーフ盤には今回と同一内容のブルーレイ・オーディオ1枚がついていた。

もう一つの既出盤、75曲のバッハ宗教カンタータ集は、やはりブルーレイ2枚組だったので、音質の向上は称賛に値する。

このコンプリート・セットのために新規に制作されたものではなく、その意味でも目新しさにはやや乏しい。

いずれにしても、バッハの演奏に関しては既に複数のバジェット価格の箱物がリリースされているので筆者も含めてそれらを購入済みのファンも少なくない筈だ。

できればバッハ以外の作曲家の作品の音源だけに纏めて欲しかったというのが正直な感想だ。

個人的にはリヒターの宗教曲に限れば前述のアルヒーフ盤CD11枚+DVD4枚+ブルーレイ1枚組とカンタータ集ブルーレイ2枚組の方をお薦めしたい。

尚初CD化の2枚はCD89のヘンデルの6曲のフルート・ソナタ集が、ハンス=マルティン・リンデとの1969年の共演、CD96のフランツ・リストの『バッハの名によるプレリュードとフーガ』が1954年の収録である。

マックス・レーガーの『バッハの名によるファンタジアとフーガ』が1957年のライヴから採られていて、この2曲はリヒターのオルガン・ソロになる。

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classicalmusic at 20:02コメント(0)リヒター | バッハ 

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Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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