2021年10月24日

楽譜の質の高さとコスパでお奨めの一冊、バッハのヘンレー版『イタリア協奏曲』『フランス風序曲』『ゴールドベルク変奏曲』『四曲のデュエット』


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バッハの鍵盤音楽のための楽譜を完璧に揃えたいのであれば、ベーレンライターのハードカバーのシリーズか、ウィーン原典版を一冊ずつ購入するかだが、前者はコレクション仕様だし後者を揃えるのは高くつく。

このヘンレー版に関しては、自筆譜の写真や詳細な解説は割愛されているが、楽譜自体は新バッハ全集に準ずる内容なのでベーレンライターやウィーン原典版と同様の信頼のおける校訂がなされている。

しかもここにはバッハの代表的なチェンバロ・ソロのための作品『イタリア協奏曲』『フランス風序曲』『ゴールドベルク変奏曲』に加えて『4曲のデュエット』が組み込まれている。

欲を言えば『半音階的幻想曲とフーガ』を入れて欲しかったが、コストパフォーマンス的にもお奨めできる。

バッハの自筆譜と異なる点は指使いの番号が振ってあることで、これはむしろ学習者にとっては有り難い。

これらの作品は基本的に二段鍵盤のチェンバロを想定して書かれているので、ピアノやシングル・マニュアルのチェンバロで弾く時には指の交通整理が必要になってくる。

例えば同じ鍵盤を両手の指で打鍵する場合はどちらか一方を省くか、あるいは叩く位置をずらせて両手で弾くことも考えられる。

これはその状況に応じて工夫しなければならないが、指使いの番号はそのヒントを与えてくれる。

装飾音はバッハのクラヴィーア・ビューヒラインから、記号に対応する奏法が掲載されているので、それをそのまま使うことによってバッハの求めていた装飾音を再現することができるだろう。

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classicalmusic at 00:02コメント(0)バッハ  

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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