2022年03月28日

人類史上の至高至純の音楽◆▲リジナル楽器による初のバッハ:カンタータ全集、アーノンクール&レオンハルト盤(第21番〜第40番)


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第21番は、バッハの青年時代のカンタータの総決算とも言うべき最も壮大な記念碑である。

アーノンクールを始め、メンバーの呼吸の合った演奏は見事で、深い敬意を払わずにはいられない。

第22,23番は、共に1723年2月7日の聖日のために作曲されたものだが、第23番の方が作品としては強い説得力に溢れ、深い感動を聴く者に呼び起こす。

レオンハルトの指揮も熱っぽい演奏で生き生きと描いている。

第24番は“三位一体祭”後第4日曜日用のカンタータで、ノイマイスターの台詞によっている。

第25番も第14日曜日のためのもので、冒頭第1曲の合唱におけるコラールの扱い方が見事。

第16日曜日のための第27番は優れた内容と技法を持っており、充実した演奏でアンサンブルもよい。

第28番は第1曲のソプラノのアリアの音楽的表現力の確かさが優れており、第29番では第3曲のテノールのアリアが、エクヴィルツの数多いバッハの中でも特にその音楽性の豊かさで抜きん出ている。

第30番でも独唱者がよく歌い、舞曲のリズムや切分音の特徴あるリズムを生き生きと描き出している。

第31番は、初演当時の演奏様式の再現として短三度も上の調性で演奏されており、多少無理押しした感じもあるがそう気にならない。

第32,33番では、レオンハルトが緊張感に満ちた好演をみせ、エグモント、ヤーコプスがそれぞれ美しい歌唱を聴かせる。

第34番でのエスウッドの円熟したアリアも素晴らしい。

ここではアーノンクールが目立たないようにテンポを効かせながら、曲にニュアンスを添えている。

第35番は、アルトのためのソロ・カンタータとしての性格に多彩な変化を与えており、エスウッドの円熟した歌唱が聴きもの。

第36番は2本のオーボエ・ダモーレが雅びた音色の中に美しく演奏され、ウィーン少年合唱団員が清澄な歌唱を聴かせてくれる。

第37番では、デル・メールによるアリアが美しい。

レオンハルトが指揮した第39、40番では、デビュー当時のルネ・ヤーコプスの若々しいカウンター・テノールが、エスウッドとは一味違った色彩感いっぱいの歌唱を繰り広げる。

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classicalmusic at 22:51コメント(0)アーノンクール | レオンハルト 

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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