2022年03月29日

人類史上の至高至純の音楽ァ▲リジナル楽器による初のバッハ:カンタータ全集、アーノンクール&レオンハルト盤(第101番〜第120番)


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第101番冒頭の合唱は、アーノンクールの思い切った表現が効を奏し、緊張に満ちた表現を築いている。

第102番では第4曲のバスのアリオーソはよいが、テノールのアリアは劇的になり過ぎている。

このカンタータではエスウッドの声の美しさが印象に残る。

第103番はまず冒頭の合唱が素晴らしい。音程に甘さはあるが、実にきっちりと揃っているし、リズムの切れもよい。

エスウッドのアリアもしみじみした表情を宿している。

第104番ではアーノンクールのアクセントの強調が気になるが、独唱者たちがそれを補っている。

第105番は全体的にあまりよい演奏ではないが、第106番では独唱者、合唱、合奏団ともに立派な演奏を示しているし、作品そのものも素晴らしい。

第107番はボーイ・ソプラノがしっかり歌えており、エグモントのバスも軽やかなリズムを快く歌い出しなかなかの好演。

第108番および第109番のテルツ少年合唱団は、歌い込みの行き届いた見事な歌いぶりだし、第109番のエスウッド、エクヴィルツも見事だ。

第110番ではアーノンクールらしい現代的なリズム処理をみせ、一気に演奏している。

少年達の独唱も印象深く、合唱も生気に溢れていて気持ちがよい。

第111番のテルツ少年合唱団は好演。エスウッドの叙唱も冴えている。

第112番もエスウッドのアリアが見事だ。

第113番のレオンハルトではアーノンクールと別な伸びやかなバッハが聴かれる。

第114番はコーラスが充実し、アリアをエクヴィルツが実に美しく歌っており、フラウト・トラヴェルソとの見事な絡み合いを聴かせてくれる。

第115番はアーノンクールらしい緊張と弾力に満ちた音楽を作り、第2曲のエスウッドの流麗な歌唱が美しく、第4曲のボーイ・ソプラノも懸命な歌唱ぶりを聴かせる。

第116番はコラール合唱の多彩な表現の中に、大きな音楽のうねりを聴く者の心の中に押し寄せてくる。

第117番は華麗な色彩に溢れ、レオンハルトらしく伸びやかな表現である。

第119番はエスウッドの成熟した歌唱が聴きものだ。

第120番はエスウッドが最初から円熟した歌いぶりで見事。

テルツ少年合唱団もなかなかしっかりした合唱を聴かせている。

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classicalmusic at 23:25コメント(0)アーノンクール | レオンハルト 

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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