2022年03月30日

人類史上の至高至純の音楽Α▲リジナル楽器による初のバッハ:カンタータ全集、アーノンクール&レオンハルト盤(第121番〜第139番)


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第121番はエクヴィルツ、エスウッド、フッテンロッハーともどもよく歌っている。

第123番は冒頭の合唱が充実していて、生き生きとした生命を漲らせている。

バスのホルは音楽的表出力が豊かだ。

第124番はテルツ少年合唱団が健闘し、ソプラノとアルトの二重唱の2少年がよく歌っている。

第125番は冒頭のコラール合唱が規模の大きな作り方をみせている。

第126番は動きの激しい戦闘を表す音型をアーノンクールが独特の鋭角的表現で劇的に展開する。

第127番はレオンハルトが“死と永遠”“受難と復活”を慎み深く描き出し、エグモントの深い歌いぶりも印象的。

第128番は冒頭のホルンが、古雅な音色と華麗なテクニックで見事な演奏を聴かせる。

第129番はレオンハルトらしい穏健なまとめぶりで、オーボエ・ダモーレとヤーコプスの声の音色がぴったり合って美しい。

第130番はアーノンクール好みのティンパニが雄弁だが、弦を消しがちなのが気になる。

第131番の導入のシンフォニアと合唱は伸びやかで美しい出だしだ。

第132番は第1曲からソプラノの長大なメリスマを含むアリアだが、この難技巧のアリアをボーイ・ソプラノが見事に歌い切っている。

第133番はコラール・カンタータの形をとっているが、合唱の占めるウェイトはそれほどでなく、むしろ独唱陣と器楽陣が充実した音楽を展開していて、レオンハルトの腕の見せどころでもある。

レオンハルトの中庸をゆく表現はいつも通り。

第138番は優れた出来で、第1曲の合唱ではアーノンクールの引きずるような重い運びが、テキストの意味をよく反映している。

波打つような癖のある強弱の扱いも、曲の性格のせいか気にならない。

また第9曲のアリアでのホルの歌唱が素晴らしく、バッハの書いた旋律を美しく生かしている。

作品としても最も充実したもののひとつだ。

第139番もよいまとまりを示し、ホルの歌唱も光る。

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classicalmusic at 10:22コメント(0)アーノンクール | レオンハルト 

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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