2022年06月26日

音色や標題的な楽想にこだわらない堂々たる存在感を創り上げたザンデルリングのシベリウス❤️‍🔥本来のオーケストレーションを聴かせる演奏として最右翼👏


この記事をお読みになる前に、人気ブログランキングへワンクリックお願いします。



クルト・ザンデルリングがベルリン交響楽団を指揮したシベリウス交響曲全集は、二組のCDセットがリリースされている。

いずれもオランダ・ブリリアント・レーベルからで、同じく5枚組になる。

ここに挙げたCDセットは7曲の交響曲の他に交響詩『フィンランディア』『夜の騎行と夜明け』及び『エン・サーガ』が収録されているが、『悲しきワルツ』と『トゥオネラの白鳥』が除かれている。

さらにワシリー・シナイスキー指揮、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団による『レンミンカイネン組曲』と『タピオラ』が加わっている。

ご参考までに他のセットには7曲の交響曲が4枚のCDに収録されている。

最後の1枚は交響詩集になっていて、『フィンランディア』『悲しきワルツ』『夜の騎行と夜明け』『トゥオネラの白鳥』及び『エン・サーガ』の5曲。

ただし『トゥオネラの白鳥』のみがパーヴォ・ベルグルンド指揮、ベルリン放送交響楽団の演奏になる。

もしザンデルリングを聴くのが目的なら他のセットをお薦めする。

ただしボックスといっても実際には5枚の個別のジュエル・ケースを纏めただけのもので、多少かさばるのが欠点だし、廃盤になっている。

シベリウスの交響曲はその色彩感やサウンドの物語性から交響詩に近い。

ザンデルリングはことさら音色や標題的な楽想にこだわることなく、堂々たる純粋な交響曲としての存在感を創り上げている。

小手先をきかせることよりも本来のオーケストレーションを聴かせる演奏として最右翼とも言えるだろう。

それだけに脆弱さは全くなく、ベルリン交響楽団にも思い切った力強さと堅牢な響きを要求している。

1970年から77年にかけて当時の東ドイツ側にあったイエス・キリスト教会で録音された音源で、音質は時代相応以上に良好。

ところで、クラシック音楽情報ならこちらがオススメです。
人気ブログランキング



フルトヴェングラーのCDなら、 フルトヴェングラー鑑賞室



classicalmusic at 12:42コメント(0)シベリウス | ザンデルリンク 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
メルマガ登録・解除
 

Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

Categories
Archives
Recent Comments
記事検索
  • ライブドアブログ